VS C大阪

jimmy-on2010-07-31

磐田は晴れ、試合開始前は日中が嘘のように涼しく過ごしやすい。


トイ・ストーリー3マッチなので、ビジョンでは試写を見た駒野選手の感想が流れる。
「つらいときも、仲間がいれば…」のセリフが意味深。
この映画に興味はなかったが、こうしてスタジアムで宣伝を見て、選手の感想を聞くと見たくなるね。


試合は出だしから磐田がプレスをかけて押していたが、得点ならず、逆にセレッソの素早い攻撃をコーナーに逃れたところいつものようにスコーンと失点。


セットプレーからの失点は磐田の長い課題で、ようやく今年、加賀選手+イ ガンジン選手という一つの答えが出たのだが、彼らの負傷によりまた正解探しの旅に出ることになった。長くてつらい旅である。


ジュビロ磐田は運動量の落ちる後半、もしくはセットプレーから狙えというのが各チームの共通認識となるだろう。

正解を探しながら、勝ち点を拾えるだろうか?


しかし今日は審判のファール基準がよくわからなかった。
単に芝で滑ったように見えても、イーブンでぶつかりあったように見えても磐田のファールになり、あまつさえカードすら出されたのは解せない(その帳尻合わせか、終盤DFのハンド見逃しが一度あったが…)。

後半早々、前掛かりになったところをセレッソの鋭いカウンターで仕留められ、点差がひらく。


そこからは完全にセレッソのペースで試合は進み、時間を非常にたっぷりとうまく使うなど、セレッソの試合巧者ぶりがよくわかる内容となった。


三点目はもうね…今日の八田GKは、精細を欠いていたように思うのだが、中二日の影響か、それともどこか痛いのか…どうしたのだろう。

久々に良いところなく完敗だが、選手、監督ともに下を向かずに次戦こそ最善を尽くしてほしい。



夏休みなのでスタジアムにはいつもに増してお子様が多い。
お子様自体はこれからサッカー好きになっていただけるかもしれない大切なお客なのだが、お子様は集中力がないので、試合中にジュビロがチャンスだろうとピンチだろうとかまわず入れ代わり立ちかわり席を立つ。
試合が見づらくて、困る。

あと、確かにゴール裏二階席ではアウェー側の応援の方がよく聞こえるのだが、私の前の席に陣取ったお子様たちは、磐田の応援は一切せずに、セレッソの応援ばかりをする。
要するに、ふざけているのである。
親も放置しているところに、「ホームではマナー違反よ」と部外者が教えてもいいのだろうか。


私が鼻をかむと、振り返って私の鼻をかむ様子をガン見するのもやめてほしかった。


大人でも応援マナーの悪い人がおり、ホーム側の応援は一言もせず、相手や審判へのブーイング、ミスした選手への罵倒「八田お前やめちまえよ!!」etc.を非常に大きな声でするので困った。これが若くもない、いい歳したオヤジなんだよな…。


先ほどのお子様たちが、そんなマナーの良くない大人にならないよう祈るばかりである。


PNU