2011年東京ダービーを見る。
どちらサポでもないのだが、感想を述べてみる。
5/4に、味スタで開催された東京ヴェルディとFC東京の試合を見る。ホームのヴェルディ、なんとユニフォームがセルティックのような緑と白のボーダー! ボーダー好きなので、少しうらやましい。
試合は戦力において勝るFC東京の圧勝と予想していたのだが、ヴェルディがなかなか良いチームで、パスがよくつながる。ヴェルディはJ2でもパスサッカーの灯を守り続けているのか…。
FC東京はどこか上品なサッカーで、元気がない感じがした。
スコアレスドローのまま迎えた後半、なんとヴェルディの土肥GKが負傷退場してしまう(のちに、アキレス腱断裂とわかった…鶴)。
ヴェルディ的には大ピンチ、FC東京的には大チャンスだ。
これはやはりFC東京の勝ちだな、そう思ったがCKをヴェルディDFが跳ね返し、結局スコアレスドローに終わった。
ヴェルディはこの時点で最下位。なぜこんな美しいパスサッカーをするチームが未勝利なのかと思ったが、見て謎が解けた。どんなにきれいにパスをつないでも、ゴールにボールを押し込んで点を取るフィニッシャーがいないのだ。
一試合見ただけであれこれ言うのもなんだが、バレーFWを引き抜かれた後の、大木監督下のヴァンフォーレ甲府を彷彿とさせた。
FC東京はJ1レベルの戦力を擁しているが、けが人が多いせいか、今一つ攻撃に迫力が感じられなかった。パワープレーに出る泥臭さも必要なのではないかと素人ながらに思った。
(PNU)