第5節、ジュビロ磐田VSガンバ大阪

jimmy-on2010-04-05


今季初勝利どころか、ジュビロ磐田は対Jで昨年秋から勝っていなかったのであった。
 長い長いロスタイム4分後の笛が聞こえたとき、うれしいことは確かにうれしいが、喜ぶより前に安堵の気持ちが大きく座席にへたりこんでしまった。
 一夜たって、本当にようやく一勝できたのだなあと、勝ち点3の重みをかみしめる思いだ。


 心臓に悪い試合だった。
 先制したが、追いつかれ、追加点をとったが追いつかれ、またとっても追いつかれ…後半3−3にされた際、前ホーム戦の競り負けた京都サンガ戦が頭をよぎったのは私だけではあるまい。


 勝ったとはいえ、問題点も多々ある。
 相変わらず、守備が改善できていない。遠藤選手の良いロングパスがあったとはいえ、あっという間もなくアッサリと失点するなんてことは本当にいただけない。
 4得点の攻撃陣も、チャンスはまだまだあったのであり、難しいとは思うが一期一会の気持ちでチャンスを確実にものにしてほしい。そうすれば勝ち点0は1になり、1は3になり、得失点差もプラスにでき残留が見えてくるだろう。

 現時点ではノーガードで撃ち合うのがジュビロのサッカー。常に3点とるサッカーを目指すのは厳しいものがあるので、やはり守備をもう少しなんとかしてほしいところ。


 なんだかんだ言っても、勝利はすばらしかった。MOMインタビューの、パク チュホ選手の笑顔、こんな笑顔をもっともっと見ていたいと誰しもが思うところだろう。


 こつこつと勝ち点を積み上げていきたい。


【まとめ】
・前座の明治製菓プレゼンツお子様かけっこはけっこうエンターテインメントしていた。ぜひ続けてほしい!
・イチオシグルメ、お店の人とサッカートークもできる「くるり」巻きピザに新テイスト登場! まわしものではないが、一度お試ししてみて。
・前田選手の2点目、やべっちFCで確認したらビューティフルゴールだったな。
・遠藤選手はやはり相当疲れているらしい。こちらとしては助かったが、らしくない場面が多かった。
・正直、ガンバは縦ポンより最終ラインからつないで組み立てようとしてくれるから、3失点で済んだよね…。
・ガンバのように攻めてくれる相手とはいい(?)試合になるが、がっつり引いて守る相手にどう対処していくのかが今後問われるだろう。
・3点とられなれているというのもあるだろうが、立て続けに失点しても下を向かないメンタルを、この苦しい戦いの中で選手もサポも手に入れた。
・後半4−3になって終了までは、スタジアムが初勝利を願いひとつになり、祈るようなスペシャルな雰囲気になっていた。いつでもホームではこれくらいの一体感が出せたらいいな。