開幕戦vsアビスパ福岡@エコパ

ekopa0603



J2を2位で昇格してきたアビスパと対戦。

これがねえ…

開幕戦でエコパとはいえホームですのに。


実にストレスフルな展開!


サイン会までは開場限定グッズなどひやかして楽しかったんだがなー。
(すでに、10番を背負う選手がサイン会=ベンチ外という
時点でたれ込める暗雲を予想せねばいかんかったのか…?)




またも、先制されるジュビロ勢…!


とにかく、アビスパは当たりが強かった。
(あとは、ユニフォーム引っ張りがすごかった…)
当たりが強く、そして足が速く、アビスパの猛攻に耐えるのみの前半…
ジュビロ磐田のいいところをほとんど見いだせない。
きれいなパスサッカーなんて、速いチェックでさせてもらえない。


こういうカウンターサッカーには弱いのよねジュビロは。
西紀寛選手も、ドリブルで切り込もうとトライしていたが、
2,3人のアビスパDFに囲まれてつぶされる。
むろん、ノーファール。


カレン・ロバートFWもがんばっていたが、シュートがクロスバー
アビスパにもクロスバーがあったし、このへんはおあいこってことで。


フル出場は出来ない名波浩選手が替わり、カレンが替わり、
0−1でリードされたまま、後半34分ですよ。


ようやく、太田吉彰選手の登場。


ヨシ&フナが入ってからの攻撃は、ようやくジュビロらしさの
片鱗がうかがえたという感じ。

なぜ、押しもせまってのヨシ投入なのか?!


山本監督は、本当に勝つ気があるのだろうか???




ヨシの調子がいいのなら、ヨシをどうしてもっと早く使ってくれないの
だろう。


サポは基本的には応援するのみ、選手起用や采配は監督におまかせ
するしかない。
なぜ、プレシーズンマッチでも全く結果の出ていない今回のスタメンに
監督はこだわるのだろうか???

理解不能


J1は群雄割拠の時代だ。
大補強を完遂して日本のレアル・マドリードとなった浦和レッズ
底力に加え、久保竜彦選手が調子を戻してきた臥龍・横浜Fマリノス
前年度から戦力ダウンとはいえ、着実に補強を行ったガンバ大阪
世界の知将をかかえるジェフユナイテッド市原千葉。
名監督を迎え、柳沢選手が帰って来た鹿島アントラーズ


今の決定力を欠くジュビロが、優勝を争うであろうこれらの雄と、
互して闘えるだろうか?


昨年の雪辱に燃えるセレッソ大阪
切れ者の監督の下で、実力派選手を大補強の大宮アルディージャ
攻撃力に磨きをかけ続ける川崎フロンターレ
FW陣絶好調のサンフレッチェ広島
本当のシャムスカのサッカーを準備している大分トリニータ
ここぞと言うときに強いFC東京、
即戦力ベテランと有能な若手を数多くそろえた清水エスパルス
怪我人が多いにもかかわらず勝利をもぎ取る底力を見せた名古屋グランパスエイト


そのどれにも、楽に勝てる気はしない。


本日惨敗したアルビレックス新潟にだって、
外国人FWのカウンター攻撃に昨年のジュビロは大いに
苦しめられたものだ。


京都パープルサンガヴァンフォーレ甲府はまだ未知数だが、
今日のアビスパ福岡戦を見て、


これで優勝を目指すというのは、
サッカー視力がよくないのではないか?と思わざるを得ない。
たとえ目標はでっかい方がいいのだとしても。


私だって、こんなこと書きたくはない。
無邪気に、今年は絶対優勝だね!って笑っていたい。



私はジュビロが好きだ。


Jのチームだけでなく、世界で一番愛しているのはジュビロ磐田だ。


だからこそ、本日80分までの、およそジュビロ“らしく”ない
ふがいないチーム連携には、涙が出そうだった。


見ているのが、苦しかった。


もう声も出なかった。


泣きそうになりながら、どうか、ヨシ、お願い、と祈るだけだった。




サポは、磐田サポは今シーズン、このような思いを何度しなければ
ならないのか?!



今日はジュビロの魅せるプレーがほとんど見あたらなかった。


田中誠選手のDFらしからぬボレーシュートで、かろうじて
矜持を保ったのみである。


昨年末から、FWが気持ちよく点を取れていない。
得点力不足が深刻なように思えるのは、気のせいか。


ベテラン勢はみな三十路を過ぎた磐田は、
かつての王国ではもうありえないのだから、私が磐田に無理な期待を
しすぎなんだろうか?


木曜日に日本代表組が合流したばかりなのだから、
手探りでかみ合わないチーム状態で引き分けたことを、ほめるべきなのか???


次回は、アウェー埼玉でジュビロ浦和レッズと戦う。
今年最強、優勝候補筆頭とも目されるレッズと、レッズホームで。
その時に、今年のジュビロの本当の力が試されるのではないだろうか。


もう、スランプなどという甘っちょろいことは言っていられなくなるのだから。


PNU