vs東京ヴェルディ1969@味スタ
見てきました〜ッ!
なんだか東京ヴェルディでは、無料ご招待シートを配っているらしい…。
という、ウワサ。
我々はチケ代ひとりあたま1500円ナリ、を払ってアウェイ側自由席に
入場。
ヤマハや日本平のような、アウェイ席にまともに日が当たる
スタジアムだったら日焼けしちゃうし暑いよなぁ…と思っていたら、
日陰なのでラッキーだった。
ヴェルディはマッチデー・プログラムが無料配布(そのぶん、ページは薄い)
なんだけど、そこにジュビロ磐田の要注意選手として私がスキな
カレン・ロバートFWの名が♪
こういう風に、お気に入り選手が対戦相手から注目されるのってうれしいね。
しかし紹介文が、「ハーフのイケメンフォワードだが、英語はニガテ」
ってのは胸がチクリ。ほんとのことだけど、さ。
試合前。選手のアップ姿を見る。
東京ヴェルディのキャラクター・ヴェルディくんは見世物を
やらないのでちょっと寂しいね。
ガール・フレンドのベルダンディーちゃんとかは、いないのか。
そしてスタート!
前半から激しい攻防。
ワシントン選手は大きいなぁ。離れていてもひときわ身長が高いのがわかる。
降格圏脱出をかけて、ヴェルディの選手たちがただならぬ気合いを
持って試合に臨んでいるのを感じる。
いいや、うちだって逆転優勝がかかっているのだ!
しかし、ヴェルディの気合いに押され気味か…
ワシントン選手に先制点をゆるしてしまい、前半終了。
うううん、ヴェルディの山田卓也キャプテンとマッチアップする
村井慎二選手は、思うように仕事をさせてもらえない感じだ。
村井選手を倒したことで、山卓キャプテンにイエローカード出たし。
チェックが厳しいということだろうか。
なぁに、一点のビハインドくらい、後半返すもんね。
ドキドキしつつ後半開始。
もうここからは怒濤の展開!
ゴン中山隊長のゴールで1−1とするも瞬間1−2に引き離され、
さらには1−3に。
あああ、こんな展開予想してなかったよ?
ベンチに動き。カレン・ロバートFW&船谷圭祐MF
→西紀寛MF&成岡翔MFに交代。
その采配が大当たりして、この交代した二人がそれぞれシュートをキメる!
ついに3−3の同点に。
そう、このねばり強くあきらめない力がジュビロ魂だよ!
西選手のボレーのすごさは鳥肌もの。
ジュビロに、西が帰って来たっ!!
その後太田吉彰選手がすばらしい不思議ゴールを決め、
4−3に勝ち越す!
勝利間近!
成岡選手が倒されPKを得る。
審判に抗議した山卓キャプテンが、何とこの日二枚目のイエローで退場。
怒髪天をつくキャプテンを抑える高木義成GK。
ヴェルディ選手の友情を見た…!
キャプテンマークの腕章が、高木義成GKへとバトン・タッチされた。
10/3追記・こちらの記事
を拝見したところ、あのあと高木GKから腕章は林選手にパス
されたようです。そのシーン見逃しちゃった…。
ラストもラスト、すでにロスタイム(3分)が過ぎようとしている。
前節柏戦での、鮮やかな中山隊長PKゴールが脳裡をよぎる。
ああ、5−3で勝利か。
その、わずかな心のゆるみを突かれた格好になった。
壮絶な撃ち合いの末、ロスタイムのPK。これで得点して終わりかと
思われたその時、PKはクロスバーに当たって勢いよくはねかえり、
一転ヴェルディのチャンスになった。
そして、後半終了間際に投入された茶野隆行選手が、
ヴェルディの選手を倒しFKを与えてしまう。それでイエローカード。
しかも、ひさびさの出場だったのに、次節イエロー累積で出場停止。
チャーさん、なんてついてないんだ…。
ラストプレイとなるFK、なんとヴェルディGKの高木義成選手までが
川口能活GKの陣取る、ゴール前に飛び出していく。
オレがキメてやる!みたいな。
まるで、パラグアイ代表だったチラベルGKのような鬼気迫る勇姿だった。
FK→ワシントン選手がキメてしまい、4−4で終了。
勝ちが目前だっただけに、まことに残念無念な結果だったが
38歳という奇跡の年齢でフル出場の中山隊長を責める気持ち
には、ならなかった。
アウェイならば引き分けでもいい、1−3ビハインドから追い上げてくれる
素晴らしい試合だった…。
しかしいくらシトン&ジウのヴェルディコンビ身体能力が優れて
いたとはいえ、4失点は痛い。ディフェンスの修正問題や、
また遠のいた優勝にも心が痛むのであった。
この日、恵比寿でトークバトルに出演予定の川口能活GK&田中誠DFは
どのような心境であっただろうか。
予定があり、トーク・バトルを拝聴出来なかった私だが、そのへん
気になるところ。
エキサイティングな試合を見せてくれたジュビロ戦士たち、
次こそは勝利を!!
(PNU)