開幕戦

jimmy-on2008-03-08


日本平は快晴、やや風が強い。開幕戦には絶好の天気となった。しかし、昼間の花火は煙いだけでいただけないな。


迎え撃つのは大分トリニータである。日本平では勝った記憶しかなく、そこに油断があったのか。前半早々、まさかのタイミングでウェズレイFWのミドルがズドンと決まる。
どちらかと言えば、清水の方が攻勢であったのだが、これでペースを握られる。
キーマン・市川大祐選手が負傷退場し、流れはさらに大分に傾いた。清水はクロスバーに当たった惜しいシュートがあれども、ビハインドのまま後半へ。


その後半、またも早々にCKから大分のゴール。スコアは2-0に。余裕を持ってボールをまわし始めた大分だが、策士・健太監督は今日先発の本田選手などを一気に二枚とっかえで挽回を謀る。シャムスカ監督も金崎夢生選手を下げるが、2-0は、やはり危険なスコアだった。交代した枝村匠馬MFが意地の1点を叩きこみ、ついに一点差に詰め寄ると、清水は猛攻をかけるが時既に遅くタイムアップ。


今日は市川負傷退場という不運はあったが、個々の動きやチームとしての連携は大分が上回っていた。大分選手の意表をついたパスの応酬にはスペクタクルがあった。

気になるのは、清水選手の動きであった。キャンプ疲れなのか、どうも体が重そうな印象を受けたのだ。調子いい時の素早いプレスが見られず、危険な場所で大分選手をフリーにさせてしまっていた。時々ぽかっと広大なスペースが出来てしまったのは、連携の問題なのだろうか。


そして、今日の主審はちょっとやそっとのタックルはスルーするタイプの審判だった。両チームの選手ともに、今のはファールではないのかと手を挙げて抗議する場面が何度も見られた。選手にはストレスフルな試合だったのではないか。


p.s.塩タン弁当(1000円の弁当には焼きタン、800円の丼には煮タンが入っているとか)は美味だった。
PNU