ジュビロ磐田アウェー観戦vs柏レイソル

◆試合開始まで

柏レイソルホームの試合。当日券なしということで、かなりの混雑。アウェーゴール裏近くの女子トイレが水の流れないトラブルにみまわれる。これがアウェーの洗礼というやつだろうか。
スタジアム近くに店員さんが全員柏ユニの気合いの入ったセブンイレブンがある。ペットボトルはキャップだけ外せば持ち込みオーケーだそうだ。便利。

◆負けた時こそきちんと更新するよ

んもう、磐田さんったら優しいんだから！柏さんに開幕勝利を首位つきでプレゼント。昨日今日負けちゃったチームのサポも安心。磐田よりはマシだし…って、そんな優しさはいらない。

開幕４失点最下位。しかも無得点。全くいいところなしのアウェー戦が終わった。
敗因は中盤から前にある。なにしろ、ドイツＷ杯クロアチア戦のジーコジャパンかと思うくらいにシュートがないのである。クロアチア戦には中田英寿がいたが、ジュビロ磐田にはいなかった。従って、柏の南ＧＫは全く見せ場がなかっただろう。
このチーム、去年もこんな戦いをした。決定力不足に苦しむ昨年度天皇杯大宮アルディージャ戦である。天皇杯は相手のフィニッシュ精度に助けられ、西紀寛の唯一のシュートが１得点となり辛勝した。だが今回の相手はＪ２の長丁場を勝ちぬいてきた柏レイソルだ。得点力は保証つきである。そして、西は名古屋から移籍してきた長身ＤＦの古賀に完全密着マンマークでおさえこまれ、仕事が出来なかった。
前半ロスタイムのＣＫで上田康太が見たこともないミスキックをしたシーン。唯一の得点チャンスに、成岡が盛大にふかしてしまったシーン。
最終ラインで滑って得点を許してしまった田中誠。何かが、おかしかった。おかしいまま、修正は出来ず歯車は狂い続けていた。柏のスピードあるサイド攻撃に犬塚友輔は制圧されていた。

◆敗因と

シュート打たなきゃ点は入らないからね。ゴール前になるとすさまじいまでの横パスの応酬が始まるのは、なぜ？ミドルシュート打たないのは、なぜ？先行きが大いに不安。
実質うちは２バックなんだよね。マコと秀人の。マコは長期離脱後で秀人は骨折中だし。攻撃に効かせたい康太と犬塚はおしこまれてぬかれるシーンが目立った。
サポも可哀想だが村井さんが可哀想だ。あんな時間帯に、ぼろ負けの中ピッチに送り出されるとは。もはやチームの連携はないに等しく、彼一人で打開出来ようもなかった。
名波・金・服部・福西の抜けた穴は大きいのか？大きいのだろうな。ホーム大分までに修正出来なければ、降格も視野に入ってくる。かつてない厳しい道行きとなりそうだ。

（ＰＮＵ）