vsジェフユナイテッド千葉@ヤマハスタジアム

試合前


スポーツ紙によれば、ジュビサポが焦がれていた
カレン&前田2トップ復活とのことで、わくわくしていた試合。


審判は家本政明主審。


ところが前半18分という早い時間に、
キム・ジンギュDFがレッド一発退場ですよ!


夏休みなんだから空気読めよ!!
と、私の脳裏にはあのバルサvsアーセナル
レーマン一発退場映像が再生されたことでした。

(観客席からはイエローでいいんではないかと思ったけれど、
Jリーグタイムの小島さん解説によるとあれは危険なプレー
なんだって。そうなのかな…)


いきなり、ジェフ相手に10人になってしまいましたよ。
めちゃくちゃキビシー。
でもサポは応援するのみなのだ。


アジウソン、いきなり動く。
カレン・ロバートFWを下げオールマイティな菊地直哉さんを投入。


あああ久々の、夢の前カレ2トップがあああ。
20分そこらで解体ですわよ。せつねー。


前半太田吉彰選手MFのゴールで先制したけれど、
相手はジェフ。前節の、vsFC東京戦で3−4のシーソーゲームを
演じただけの得点力がある。
1点のリードなどいつ覆されるかわからない。


人数に勝るジェフが怒涛の攻撃を見せ、
川口能活GKのセーブとかシュートがクロスバーとか
ピンチ満載もなんとか1−0で前半終了。


田中誠DFが、ノーファールですいっとボールを奪う
技の巧みには目をみはりましたわ。さすがマコ。



ここでダンナJIMMY君、
「後半は攻め込まれてずっとあっちサイド(ジェフサポ側)
ばっかり行ってるかもねえ」
とつぶやくので「不吉なこと言わないでよ!」と
怒ったのだが、そのとおりになった。



後半はアジウソン監督、積極的にドンドン人を替える。


まずしょっぱなから前田遼一FW→茶野隆行DFである。
ここで前田さんを下げちゃいますか!
だいじょうぶ…茶野さんは得点力もあるDFだ…
それに古巣ジェフ戦では気合はいると思うし…
とファンは祈るのみ。



ついに西紀寛MFも下げられ、服部年宏DFに交代。
つうことは、これは…
その1点を守りきれという、アジ監督からのメッセージ?!


ジェフの猛攻は続き、コーナーキックだけどまたもCK、
続いてCK、とコーナーキックの嵐がジュビロDFとGKに
襲いかかる。はねかえす。はねかえす。ひたすら…。
もう、向こう岸だから何が起こってるかよく見えなくてわかんないが
とにかくがんばっているようだった。
気分は2006年度エコパで行われた、清水エスパルスVS浦和レッズ
脅威の清水布陣セックス(=6)バック。


だがついに日本代表FWマッキー(巻誠一郎選手)が一点押し込む。
同点だあー!!わたくし年甲斐もなく悲鳴をあげてしまいました。


上田康太MFが、きれいにボールを奪ったように見えたのに
イエロー食らったりとか、ほんと審判よくわかんない。


その後、キック(菊地選手)がPA内で倒されPKゲット。
ジンギュいないし誰が蹴るんだ?
…ボールセットしたのは、なんと太田吉彰選手!!
今日は千葉の立石GKもナイスセーブ連発している。
去年ナビスコ決勝で、PK戦でガンバを下した勇姿を思い出す。
(国立競技場で見ていたのだ!)

どうか、決めて…
緊張の一瞬。長い一瞬。
GKが動いた瞬間、ヨシが貴重な勝ち越し点を決めてくれた!


わきかえるジュビロゴール裏。激しく揺れるフラッグ。
しかしまだ、たった一点のリード。
相手は代表を数多く擁し、走力に定評のあるジェフ。
ぜんぜん安心できない。


いつもはおとなしすぎて、ホーム戦でも応援の音量でアウェーサポに
かなわないような磐田だが、この日は違った。


選手たちが、心をひとつにして戦っている。
長い先の見えない世代交代の不安の中で、いま選手たちが、
10人でジェフに勝とうと死力をつくしている。
大声でポジション修正を指摘するヨシカツGK。
「声出せよ!」とどなる鈴木秀人DF。
その気迫がサポにもびりびりと伝わってきて、いつもは
静寂が支配するゴール裏二階席も、いつしか誰ともなく
「じゅびーろ、いわた!!」の合唱と手拍子が起こっていた。


猛攻されてても福西崇史さんだけ戻らず前ではっていて、
ああフクさんピンチなのよ戻って〜!
と思ったんだが…


それは、このためだった。


終了間際、ファブリーの持ってきたボールをゴールに
押し込んだフクさん。これで試合は3−1になる。


ジュビロゴール裏は、歓喜爆発した。



ボールを奪ったらカウンタ速攻、そのときのために福西さんは
1トップとして前線にはっていたのだ!
動かないMFとして有名なフクさんを、
敢えて1トップとして置くアジウソンおそるべし!!
ダンナ情報によれば、フクさんFWも出来るのだってね。


この集中を、ぜひ次回にもつなげて生かしていただきたい
と願い帰宅したのだった。


PNU