キックの行方は…

１２月１０日、ヤマスタで行われた天皇杯のこと。

試合中印象に残ったのは、前半の覇気のなさ
（まあ、体調不良者があれだけ続出すれば無理もないか…）
を嘆いた（？）川口能活ＧＫが、
「もっと足もと強く行けよっ！」
と他の選手たちを叱咤激励していたこと。
二階席だと、能活様の声がよく聞こえるのよね。

そして試合後、手を振りつつピッチから引き上げていく
選手団の中で…
ただひとり、村井慎二選手だけが、くるりとこちらを
振り向いて、ぺこりとおじぎを。
なんて礼儀正しいんだ、村井さん…！
私感激でしてよ。
フクアリでのアウェー千葉戦でも、おじぎなさってたなぁ。

試合終了後、ジュビロ磐田選手バスとアルビレックス新潟の選手バスは、
並んで横付けされていた。

ミーハーサポの例にもれず、選手バスに乗り込む選手達を出待ち
していた私。

次々と乗り込む選手。

ちぎれんばかりに手を振るサポ。
目があったとさわぐサポ。
激しくたかれるフラッシュ。

点を入れた福西選手と田中誠選手は、インタビューされていて
なかなか出て来ない。

面白かったのが、新潟のＮ選手。
ジュビロバスにうっかり乗り込みそうになって、
タラップのところでウオッと気づき、新潟バスに
乗り直したんですわ。
あれは…ボケ？ギャグ？ファンサービス？
見物人はみな、ウケておりました。

そしてついに…渦中の人物、新潟にレンタル移籍中の
菊地直哉選手がご登場っ。
な、なんとジュビロバスに乗り込んでいくではないか！
おおおっ？
どうやら、知人にアイサツをしているらしい菊地選手。

「もぉ〜、きっく（菊地選手のことらしい）そのまま
バスに乗せて拉致っちゃぇばいいのにぃ！」

などと女性サポ（私ではないよ）の悲鳴がこだまする。

そしてジュビサポから響く、菊地コール。
どんどんどん！き・く・ち！き・く・ち！

すると負けじとアルビサポからも、
きくちっ！きくちっ！どんどんどん！！

と菊地コールだっ。
いま、サポによる菊地争奪戦の火ぶたが切られたのか？！

さきほどの女性サポが、
「きっくの手を両方でひっぱってぇ、痛がるきっくの手を
先に離した方がほんとうのおかあさん！」
などと話しており、おつれの女性が
「大岡裁きかよ！」
とツッコミ入れてて面白かった。

それだけ、菊地選手が皆から愛されているという、ことだネ！
だからジュビロに帰ってきてください（祈）

（ＰＮＵ）