第88回全国高校サッカー選手権静岡県大会準決勝 藤枝明誠高校vs常葉橘高校

試合終了直後


ひさびさの高校サッカー藤枝明誠試合レポート。


悲願の県制覇を目指す明誠高校は準決勝で常葉橘高校と対戦。
開始早々右サイドをえぐる速攻からエースFW安東選手のゴールが決まって明誠先制。
常葉橘はドリブル突破やショートパスで崩しにかかるが、明誠は守備陣が落ち着いて対応、
そしてコーナーキックからMF小川選手が押し込んで前半のうちに2点をリードする。


これで勝利は確実と思われたが…


後半に入り、明誠選手の足がつり始め、運動量が落ちてくる。
そして後半常葉橘に1点を返されると防戦一方となり、危ない場面が続く。


しかし、やはり明誠守備陣、特にGK甲斐選手がすばらしいセーブを連発し、
何とか逃げ切って決勝戦エコパへの切符を手に入れた。


試合終了後喜ぶ明誠の選手とは対照的に泣き崩れる常葉橘の選手が切なかった。
この大会が3年生にとって高校最後の大会であることを実感する。
(写真は試合終了直後のものである)


さて、決勝戦の相手は清水商業高校となった。
インターハイで敗れ、プリンスリーグでは勝利と、
今年度では清商との対戦が重要な位置を占めてきた。
今日前半のサッカーができれば勝てるし、後半のサッカーでは負けてしまうだろう。
しっかり調整して、悔いのない試合をして、勝利をつかんでほしい!


JIMMY