柏レイソル戦とセレモニー

4-0に始まり4-0に終わった今年のＪリーグ。

柏は太田吉彰選手のおにいちゃん、太田圭輔選手が所属しているので兄弟ダービーが期待されたが、磐田側の事情で実現しなかった。残念。

ただ、試合前に吉彰１００試合出場花束贈呈の場面で、なぜかおにいちゃんがヒシとよりそっていて、いいシーンだった。メインにいた人なら、２ショットを堪能できたのでは？

前半は息を呑む激しい攻防、なんとか前田遼一ＦＷのゴールでこじあけると林ＦＷのバイシクルシュート、康太ＭＦのちょろり〜んシュート、犬塚ＭＦのミラクルミドルシュートで最終節４−０勝利を飾った。

はからずも、開幕戦のおかえしをしたカタチになった。
だが、楽観してはいけない。柏は守りの要・古賀ＤＦと魔術師フランサを欠いていたのだから。

林選手のシュートはすばらしいもので、今季はケガがちのためジュビロでのレンタルは契約終了されたが、これだけのプレーをしてくれるのだから彼の前途は明るい、と信じたい。

今日はホーム最終節で気合が入っていたね！
毎試合これができれば言うことないのだけど。

そして、ラストは右近社長のあいさつに大ブーイングが。
ちょっと可哀想かな？と思ったけれど、帰途に立ち寄った店で読んだスポーツ紙に
「ラグビーヤマハがNZ代表獲得」と書いてあったんで、全然可哀想じゃない！！と思った。サッカーにも海外の代表クラス選手補強してくれよと思う。

ＭＶＰはミラクルＧＯＤセーブで防ぎまくった川口能活ＧＫ（私も投票した！）、ベストファンサ賞は中山雅史ＦＷだった。まあ妥当なところでしょ…。

「選手全員から言葉をいただきます！」
ということになって、ざわざわざわ…選手は「聞いてないよ！」状態。
スケープゴート、一番手に押し出されたのは森野徹選手。
ぎこちなくも可愛らしくあいさつバトンタッチ。
即興でウケのとれる選手と、アレな選手が明暗を分ける。

中山さんが爆笑をさらったあとは能活選手で、
「中山さんのあとは緊張します…」
とはにかんでおられた。来年もぜひゴールマウスを守っていただきたいっ！

そして、ついに佐藤洋平ＧＫの引退セレモニー。
ご家族の花束贈呈は感涙モノ。
場内を一周する洋平さんに、ようへい！コールが巻き起こったのだった。

(ＰＮＵ)